Wing Shyaは映画、アート、ファッションの間を行き来している。1964年香港生まれ。カナダのエミリー・カー・インスティテュートでファイン・アートを学んだ後、香港に戻り、受賞歴のあるデザイン・スタジオ、シャ・ラ・ラ・ワークショップを設立。1997年、専属フォトグラファー兼グラフィックデザイナーに任命されたシャヤは、著名な映画監督ウォン・カーウァイと『ハッピー・トゥゲザー』、『イン・ザ・ムード・フォー・ラブ』、『エロス』、『2046』などでコラボレーションを開始。
今や名監督として知られるShyaは、Karen Mok、Jacky Cheung、Vanessa Maeといったミュージシャンやアーティストとコラボレートしてミュージックビデオを制作し、映画製作のベンチャーをスタートさせた。2010年春、Syaは大ヒット映画『Hot Summer Days』をデビューさせ、2011年秋に公開された続編『Love in Space』の制作を続けている。2010年には、ロダルテの招きで、マギー・チャン・コレクションのためのファッション・アート・フィルムの構想を練り、2011年には、YOOXの招きで、中国のthecorner.comのためのファッション・アート・イニシアチブ「Lost Paradise」の構想を練った。
2006年にファインアートに復帰。六本木ヒルズの森美術館に招かれ、外国人写真家として初めて同美術館で初個展「Distraction/Attraction」を開催。2007年には、アート・バーゼル・マイアミで開催されたマリオン・ド・ボープレのキュレーションによる「In Fashion 07」に選出され、同年10月には上海の新天地で個展「Jealousy」を開催した。また、2008年にはチャイナ・デザイン・ナウに参加し、V&Aミュージアムで展示された。近年は、ルイーズ・アレキサンダー・ギャラリー(イタリア)、+81ギャラリー(東京、ニューヨーク)、Ooibotosギャラリー(香港)で展覧会を開催。
i-D (イギリス)、Vogue Italia、32c (ベルリン)、Numèro (フランス)、TIME Style and Design (アメリカ)など、数多くのファッション誌やアート誌に寄稿。彼の顧客には、ルイ・ヴィトン、メゾン・マルタン・マルジェラ、コンバース、ギャップ、ペプシ、A Bathing Ape、ナイキ、アディダス、ロレックス、スワロフスキー、ロレアルなどがいる。

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