高梨豊は1935年東京都生まれ。1957年に日本大学芸術学部写真学科卒業。写真家大辻清司との出会いから1959年に桑沢デザイン研究所リビングデザイン科(夜間)へ入学、1961年に日本デザインセンターに入社。広告写真の第一線で活躍する傍ら、1964年に第8回日本写真批評家協会新人賞、1967年に第5回パリ国際青年ビエンナーレ写真部門最高賞を受賞。1968年、中平卓馬、多木浩二、岡田隆彦とともに写真同人誌『PROVOKE』を創刊(1970年活動休止)。1984年度及び1993年度日本写真協会賞年度賞、1991年には、第3回写真の会賞を受賞。1993年、赤瀬川原平、秋山祐徳太子と「ライカ同盟」を結成。代表作に『都市へ』(1974年)、『町』(1977年)、『東京人1978-1983』(1983年)、『初國』(1993年)、『地名論』(2000年)、『NOSTALGHIA ノスタルジア』(2004年)、『囲市』(2007年)など。2009年、個展「光のフィールドノート」(東京国立近代美術館)を開催。2012年、写真集『IN’』で第31回土門拳賞受賞。同年、個展「Yutaka Takanashi」(アンリ・カルティエ=ブレッソン財団、パリ)を開催。

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高梨豊

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