1947年東京生まれ。写真家、作家。
日本大学芸術学部写真学科在学中の1969年、銀座ニコンサロンにて史上最年少(当時)で個展「TODAY TOKYO」を開催。日本デザインセンター勤務を経てフリーへ。1973年から7年間ウィーンに住み、日本人写真家の巡廻展「NEUE FOTOGRAFIE AUS JAPAN」に参加、欧州を巡廻。文化庁派遣芸術家として、MOMA(ニューヨーク近代美術舘)にてアメリカの現代写真を研究した経歴を持つ。東京・ニューヨーク・ベルリンなどで個展を開催する傍らカメラ評論にも筆をふるい、『銘機礼讃』をはじめとする著書で、ライカブーム・クラシックカメラブームの火付け役となる。著書では、独特のチョートク節で多くのカメラファンの心をつかみ、とくにライカの語り部としては第一人者。
偽ライカ同盟メンバー(坂崎幸之助、なぎら健壱、東儀秀樹、福田和也氏ら)。

田中長徳の書籍