フランス人写真家パトリック・ワック(1979年生まれ)は、パリ郊外で育つ。スポーツのキャリアを積み、パリ、アメリカ、スウェーデンで経済学と外国語を学んだ後、ベルリンでの仕事を辞め、中国で写真家として再出発。独学で、2006年から2017年まで上海を拠点に、国際的な出版物や商業クライアントのためにフリーランスとして活動。また、伝統的なドキュメンタリーのアプローチと、より主観的で瞑想的なストーリーテリングをミックスした長期的なプロジェクトに注力している。彼の作品は、少数民族の抑圧、都市の異変、紛争後の復興や環境問題などのトピックを扱っている。Time Magazine、The New York Times、GEO France、The Sunday Times、Courrier International、Vanity fairなどで発表。彼の作品は、中国、ドイツ、シンガポール、フランス、米国で個展が開催されている。現在はベルリンを拠点に、パリ、上海、モスクワと行き来している。その他の受賞歴としては、2018年にPDN photo annual優勝、French Bourse du talent受賞、KL Photo Awardsで1位受賞、2018年にAlbert Kahn grant、2020年にCNAP grant for documentary photographyを受賞。

また、同じ志を持ち、国際的に活躍するフォトストーリーテラーを集めたInland photography cooperativeの共同設立者でもある。

フランス語、英語、ドイツ語に堪能で、中国語(北京語)にも精通している。

Patrick WACKの書籍

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Patrick WACK

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