Selected Works
牛腸茂雄(1946–1983)は、幼少時に胸椎カリエスを患って成長が止まり、背中が曲がる身体的なハンディキャップを負っていました。桑沢デザイン研究所にて写真を大辻清司に学び、その後は闘病しながら撮影を続け、生前に3冊の写真集を出版しました。牛腸作品の特徴として子供を撮ったスナップショットが多いことが挙げられますが、このポートフォリオにも子供の作品を軸に、初期の《日々》から1点、代表作である《SELF AND OTHERS》から4点、そして《幼年の時間(とき)》から1点をセレクトし、牛腸作品としては初のコロタイプ作品として制作しました。
プリントサイズ:25.4 x 20.3cm
― 出版社説明文より
○コロタイプとは○
一般的な印刷方法であるオフセット印刷では色や濃淡を小さな網点の密度で表現しますが、コロタイプでは連続階調で表現するため、写真のようにより本物に近い緻密なディテールで表現することができます。
- 判型
- 258 × 206 mm
- 頁数
- 6頁
- 製本
- ケース
- 発行年
- 2022