小島(1924年/青森市生まれ)は、戦時に中国へ出征し、1946年故郷・青森に戻りました。その後いくつかの職を転々としながら、1954年に家業であった写真機店を手伝い始めるのと機を同じくして、地元のアマチュア写真家グループ(北陽会)に参加、本格的に写真の制作を始めました。1964年に40歳の若さで死去するまでの10年間という短い活動期間ながら、特筆すべき足跡を写真史に残しています。

小島一郎の書籍