日本の詩人、美術評論家。東京都出身。
永田町小学校(現麹町小学校)、麹町中学校、獨協高等学校、慶應義塾大学文学部卒業。「三田詩人」復刊に参画。1961年、会田千衣子、井上輝夫、鈴木伸治、吉増剛造と詩誌「ドラムカン」創刊。大学卒業後は美術出版社に就職し、20代の終わりにはヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めていた。
1968年、中平卓馬、高梨豊、多木浩二らと写真批評詩「provoke」創刊。1985年『時に岸なし』で高見順賞受賞。高橋昌男の後を受けて「三田文学」編集長をつとめる。1990年慶應義塾大学環境情報学部教授。神奈川県大磯町に居住した。
吉増剛造によれば黒住教の信者であったとのことで、墓所は岡山市の黒住教本部にある。

岡田隆彦の書籍