ウィリアム・クライン
William KLEIN
ウィリアム・クラインは、アメリカの写真家・映画監督。
1928年ニューヨーク市生まれ。55年からファッション写真を撮影、キャリアをスタートさせる。 56年「ニューヨーク」を刊行。ブレ、ボケなど従来の写真のタブーを破り大胆に表現、そのスタイルは今なお多くの写真家に影響を与え続けている。ニューヨークを撮影後、「ローマ」(59)、「モスクワ」(64)、「東京」(64) を相次いで制作。 活動は写真にとどまらず、ファッション界を題材とした映画『ポリー・マグーお前は誰?』を制作。 95年にはサンフランシスコ近代美術館で個展を開催、欧州中心だった評価がアメリカにおいても高まる。 日本では04年に東京都写真美術館で『PARIS+KLEIN』展開催。 05年にはパリのポンピドー・センターで『ウィリアム・クライン・レトロスペクティブ』展開催。 2012年-13年には森山大道との二人展『William Klein + Daido Moriyama』がロンドンのテート・モダンで開催され、写真界のみならずファッション界、映画界でも大きな話題を呼んだ