ベルギーのビジュアルアーティスト。1993年に中国に生まれ、現在はベルギー、ナムールを拠点に活動中。写真やアーカイブ、映像などの異なるメディアを組み合わせて制作される作品はドキュメンタリーと親密さ両方の要素を持ち合わせている。処女作となった写真集「The Land of Promises(約束の地)」(2022年The Eriskay Connection出版)は、中国の一人っ子政策と彼女自身のルーツである国際養子縁組、人種を超えた養子縁組に焦点をあてた作品である。「家族、子供時代、記憶」という、ユーキン・ルフェーブルの作品で一貫して語られてきたテーマの集大成ともなったこの作品は、作家の個人的な経験を起点に、社会、政治、文化、経済といったより普遍的な領域へと物語が語り広げられている。本写真集は2022年 Aperture First PhotoBook Awardに最終選考に選出され、Paris Photoで展示された。

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