1985年京都市生まれ。2011年に金沢美術工芸大学の彫刻専攻 (菅木志雄ゼミ) 修士課程を修了。同年4月から京都市を拠点に作家活動を開始。

彫刻家として活動の傍ら2017年から写真を始めロサンゼルスへ渡米。翌年の2018年、国際的な写真芸術祭 KYOTOGRAPHIE KG+‪Award 2018 にて自身の「CRASH」シリーズがファイナリスト賞に選ばれる。また同シリーズは世界的に著名なアートコレクター Jean Pigozzi 氏のコレクションにも入った。2019年10月から2020年の1月にかけて、エンジニアでチューリッヒ工科大学でも教鞭をとっている Dr.Moritz Vischer 氏と共同でポップアップギャラリーを立ち上げ、企画展示をスイスのチューリッヒにて開催。同年1月、ドイツのコンペティション The Independent Photographer でナショナルジオグラフィックの Ed Kashi 氏によってファイナリストに選出される。8月からロサンゼルスの SUPERCOLLIDER が運営する VR 3D ギャラリー Phenomenology of Hope に参加。11月、Singapore International Photography Festival (SIPF) のプログラムの一つである Silvana S. Foundation Commission Award のファイナリストを獲得。2021年1月、BSフジ「ブレイク前夜~次世代の芸術家達~」に主演し、総勢260人の出演者の中から「美術手帖」総編集長の岩渕貞哉氏に選出され、銀座シックス蔦屋書店の展示に参加。幻のスペースクラフトX-34の再生プロジェクトを始動。2022年4月、The Arctic Circle 2022 の北極圏レジデンスプログラムにサイエンティストと共同参加予定。主な個展に「CRASH 2021」(ロイドワークスギャラリー、東京) など。

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