Still Life

混沌とした不安の中にいると、何かをしたいという気持ちが強くなります。いわば、今年の初めに室内に閉じこもっていた退屈さが、この新しい写真集プロジェクト「Still Life」を促したのです。2020年、私たちはどこにいても同じような、しかし同じではない苦境を経験しました。写真家が現実に縛られたり、退屈や不安との闘いに巻き込まれたりしたとき、写真を撮るというトリガーポイントがなければ、彼らのレンズはどこへ行くのだろうか。「写真」はこれからも続くのだろうか...。

私たちは、これまで注視してきた写真家を招待しました。今回のプロジェクトでは、彼らが自由に選んだテーマに介入し、限られた機材の中で、それぞれの写真家が屋内で物語を作り上げる必要がありました。その結果、写真集『Still Life』には、世界各地で暮らす13人の写真家の作品が収録されています。

タイトルの『Still Life』は、生命は静止しているという美しい意味を持つ西洋美術の主要なジャンルに由来しています。本書では、この苦境の中で生き続けていることのメタファーとして「Still Life」を考え、パンデミックという文脈の中で、私たちが相対的に静止している状態を表現しています。

本書に参加している写真家:Antje Peters, Bobby Doherty, Caroline Tompkins, Charles Negre, David Brandon Geeting, Geray Mena, Harley Weir, Makoto Oono, Peng Ke, Sergiy Barchuk, Sophie Tianxin Chen, Thomas Albdorf, Xiaopeng Yuan

― 出版社説明文より

判型
270 × 210 mm
頁数
250頁
製本
ソフトカバー
発行年
2020
言語
英語
エディション
900
ISBN
978-988-75196-0-7