新・砂を数える

新・砂を数える

土田ヒロミ

出版社:冬青社

写真家は、昭和天皇と美空ひばりの死という,昭和の象徴的人物が退場したときに現われた群衆の姿を見て,一つの時代の終りを実感し、1989年、「砂を数える」を完結した。

 

本 書は、その続編であるが、前著の出版とともに、バブル経済の崩壊という社会的変動に見舞われたニッポン人は、ここで新たな変質に遭遇したという感慨をもった写真家は、本書のあとがきで「一つのベクトルの方向へ動くことのなくなった群れ、互いに距離をとって群れる姿」ととらえた。群れの変質は、とき同じくし て進んだ写真界のデジタル化を受けて、カラー写真はデジタル処理されている。

土田ヒロミによる出版物

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