記録36号
11月上旬、ちょっとした用件で自宅の在る逗子の町に戻った。 年に二・三度帰るかどうかという逗子の町ではあるが、海岸や街路を車で過ぎるにつれて、ぼくの目の裏には今は亡き中平卓馬の若き日の姿が否応なくチラつきっ放しとなる。
それはそうだ、もう50数年もまえの夏の日々、朝に夕に終日ツルみ歩きつつ写真の夢ばかり語りつづけていた友人同士だったから。
― 森山大道 あとがきより
- 判型
- 278 x 220 mm
- 頁数
- 114頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行日
- 2017
11月上旬、ちょっとした用件で自宅の在る逗子の町に戻った。 年に二・三度帰るかどうかという逗子の町ではあるが、海岸や街路を車で過ぎるにつれて、ぼくの目の裏には今は亡き中平卓馬の若き日の姿が否応なくチラつきっ放しとなる。
それはそうだ、もう50数年もまえの夏の日々、朝に夕に終日ツルみ歩きつつ写真の夢ばかり語りつづけていた友人同士だったから。
― 森山大道 あとがきより
森山大道
菅野純、長島有里枝、陳哲、イ・ハヌル、ナリン・サオボラ、飯沼珠実、榮榮&映里、小原一真、岩根愛、畠山直哉
$21.38