草葉の陰で眠る獣

草葉の陰で眠る獣

百々武

出版社:赤々舎

奈良に育ち、いまも暮らしている百々が、吉野以南の集落や風景を撮影した力作。山間部であるそこでは、自然や動物、人間も交わりながら、あるがままを受け入れ共生している。春の桜、田植え、夏の虫、お盆、秋の祭礼、紅葉、冬の狩猟、新年。万物が日常を繰り返し生き、渾然一体となって風土が続いてきた。瑞々しく、ときにユーモラスでさえある光景のなかに、時間と記憶が刻まれている。いずれも過疎の集落であり、今後の変容は避けられない。その未来の兆しも秘めて、本書は充実の記録でもある。

「土地の自然は海のように凪いだり、時化たりしている。万物は生々しくあるようで、摑むことはできない。僕の体内の記憶がゆっくりと覚醒する。生と死のグラデーションが、土地に生命を芽吹かせ、世界に豊かな色彩を与えている」ー後書きより抜粋

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