瑠璃の浄土

瑠璃の浄土

杉本博司

出版社:平凡社

私にとってこの展覧会は瑠璃の浄土という仮想の寺院を建立するという行いである。日本人は長い間その心の中で浄土を希求してきた。
しかし今の世ではその心は失せてしまったようだ。浄土は今、美術となったのだ。

― 杉本博司(本書より抜粋)

京都市京セラ美術館に新たにオープンした新館「東山キューブ」における開館記念展として企画された、杉本博司の個展「杉本博司 瑠璃の浄土」の公式図録。

杉本の京都における初の大規模展となる本展では、「瑠璃」、「浄土」、「偏光色」をキーワードとして、写真を起点に宗教的、科学的、芸術的探求心が交差しつつ発展する杉本の創造活動について改めて考えるとともに、長きにわたり浄土を希求してきた日本人の心の在り様を見つめ直します。

収録:
出品作図版・作者解説

テキスト:
杉本博司 「浄土」―「再生」
三木あき子 「瑠璃の浄土」考――一切法は因縁生なり
清水穣 空即是色――杉本博司の現在
磯崎新×浅田彰×杉本博司 文明の軸線
青木淳館長による杉本博司経歴聞き取り調書
ほか

キーワード: 欲望
判型
287 × 235 mm
頁数
232頁
製本
ハードカバー
発行年
2020
言語
英語、日本語

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