過激派

北井一夫は日本大学の写真コースに入学し、わずか半年後に退学した。そのことに関して北井はこう述べる。「教授達の言うことは一切聞かなかった。」北井は 長らく神戸に住み、10代の頃から、今では国際的な評価を得る具体の作家のアトリエや展覧会を訪れていた。それは、学生・労働者運動が興り、混沌とした時 代だった。反逆的な若き北井は、1960年初頭につくられたフランス映画に触発された写真集を作ろうと考えた。路上デモと、同じ街の路上で繰り広げられる 日常の風景が一体となったドキュメントのような——そしてその写真集 「抵抗」に全てを注ぎ込んだ。彼は二冊目の写真集「過激派」を出版しようと試みたが、自費出版による写真集を売ることは難しく、その計画は座礁した。彼は 失意のなか神戸に戻り、神戸の港湾労働者を撮った。その頃「抵抗」は学生闘争の先導者達から注目され、北井は彼らから東京に戻り学生と労働者の暴動を撮る よう求められた。こうして北井の6年間に渡る60年安保闘争への参加とその前線からの記録が始まった。

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