写狂老人日記 陽子ノ命日

写狂老人日記 陽子ノ命日

荒木経惟

出版社:ワイズ出版

だいたい人はさ、1日を繰り返しているわけだよ。 「繰り返している」って意味では、退屈なんだね。 そりゃ忙しかったり、事件がある日もあるけれど、
かならず退屈という隙間もあるのさ。
アタシのいまの写真の境地は、 その「退屈」なんだよ。
いままでだったら没写真のようなのがいいね。 この写真集は、
陽子の命日だけを写したんだけど、
特別にじゃなく、朝起きてタクシーに乗って出かけて、
夜帰ってくるっていうのを、 いつもと同じように、
同じようなトコを淡々と撮った。 1日だけを撮っても、コトは写るからね。 どんどんありのまま、そのままになっていく。
写真にあまりにも近づきすぎちゃっている。
もっと退屈でもよいくらいだよ。
『陽子ノ命日』は、陽子の遺影にローソク1本、あげたようなもんだね。 幽かな写真の光が灯っている
2015年5月25日

― 荒木経惟、あとがきより

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